vol.48 選手を支える
我が低学年チームは1番から6番までを野球を1年間経験してきた2-4年生が打っております。
特に4番までの3年生3人4年生キャプテンにはイメージを強く持つことを伝えています。
打者としては振り逃げ、四球後のインプレイ、ランナーに出たら走る、カウントによってのフライ・ライナーバックやゴロゴー、WPによる進塁、本盗。
常に次のプレイを考えようと。
ノーサインのチームもあるようですが、大抵セカンドにいるランナーはノーマークでもサインが出ていなければ走れません。
私はノーサインはまだ早いなと思っているので、サインを出しますが、そのイメージが追いついていなかったり見逃したり、取り消しがあったと勘違いしたりと、なかなか思うようにはいきません。
ですので、サインミスと必ずしもイコールではないと思いますが、とにかくイメージを膨らませることに重きをおいて試合後のミーティングでも伝えるようにしています。
自分のイメージと監督のサインを答え合わせだと思ってくれたら良いのです。
答え合わせが間違っていたらその時は教えれば良い。
あと、常に俺たちは誰よりも最高の練習をしてるんだから!と言い聞かせています。
こんな低学年からつまらない練習して基本ばっかりやったり、シチュエーション練習で実践やってるチームは他にはないから自分や、仲間を信じて思い切ってやってこいと伝えます。
また、ストライクが入らなくてイライラする。思い通りのスイングや打撃結果がでなくてイライラする。
それも良いよって言うようにします。
それを大丈夫と抱きしめるのが監督・コーチの仕事だからと伝えています。
結局メンタルの上にフィジカルがあると思っているので、メンタルを強くするのではなく、メンタルを支えてあげるイメージでしょうか。
甘やかすとも違う、好きにやらせるわけでもない、野球の結果に紐付くような道を作ってあげるのが大切なことだと思います。
週末の予報が少しずつ変わってくれることを祈ります。