子供が大きくなったら見てほしい少年野球新米監督のブログ

少年野球チームの監督になりました。2人の子供にいつか見せるためにブログを始めます。

vol.22 先頭出ようぜ

学童野球ならではのベンチでの応援。


応援歌。


大抵のチームが採用してらっしゃると思います。
しかし、低学年チームが始動した時、私は悩みました。
ダメだとは思っていませんが、じゃあめちゃめちゃ声が出る選手達かと言われるとそうでもありません。
それなら監督やコーチの発する言葉を真似して言えば、それがランナーやバッターに伝わるし、自分でも考えるかなと。


一度選手がどう思ってるか聞いてみると、応援歌はあまり歌いたくないという比率が多かったので一度やめて、監督やコーチの真似をしてみようと伝えました。


しかし、試合で試してみてもうまくいかない、声が出ない。


指示は監督やコーチが出すものと思ってしまってるのか、恥ずかしいのか、他に理由があるのかわかりませんが、真似をできるのはほんの一部の選手だけでした。


一つ上のチームやトップチームでは応援歌やっています。
一つ上のチームではヘッド役なので、私は選手達に「バッターは自分で出塁するんじゃなくて、ベンチの応援で出塁するんだ」と伝えています。


ベンチの応援が選手の背中を押す。
ですので、ただ声出せ声出せというのではなく、「皆で塁に出してやろうぜ!」と言います。


低学年の話に戻ります。


何試合か後に選手に同じ質問を投げると、応援歌があったほうがいいという状況に変わっていました。


選手達なりに考えたのでしょう。


監督・コーチの真似は思った以上に難しかったか、上級生を見て心変わりしたかはわかりませんが、それなら応援歌やろうか、と、今はなっています。
実践練習でも応援歌やっているので1年生も少しずつ理解してきました。


この選手にはこの応援歌がいいんじゃないかと、皆で相談しているのもいいなと思いました。
自分たちだけで野球のことを考えるなんて素晴らしいことです。


また、応援歌によって、仲間を塁に出すんだ!と、言う志を植え付けていますので今となっては良いことだと感じています。


私が高校生の時は自分で選んだわけじゃないですけどX-JAPAN「紅」たっだのは今でも覚えています。

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