子供が大きくなったら見てほしい少年野球新米監督のブログ

少年野球チームの監督になりました。2人の子供にいつか見せるためにブログを始めます。

vol.07 ピッチング練習

低学年の野球はピッチャーの出来で80%以上は決着がつくんじゃないかなと思っています。
それだけ大事なポジションです。


低学年の選手たちにどこをやりたいと聞くとほぼピッチャーをやりたいと答えます。
もちろん皆に投げさせてあげたい。


しかし、、、ですよね。


我がチームでは前述しましたが、キャッチボールの中に14mキャッチボールとして投球練習の時間を設けています。
上級生もたまにやっているのですが、低学年チームのヘッドよりの進言により低学年では必ず取り入れるようにしています。




キャッチボールがアップの一環とならぬように、集中力を高めるため、様々な内容を取り入れていますが、14mピッチングキャッチボールの時は楽しそうにやっていますね。


そして今は11人の選手の中から今年は4年1人、3年3人と4人の選手にピッチャーを担当してもらっています。


ピッチャーとしての練習は実践練習のみ

その練習方法ですが、現状、ほぼ実践練習のみ。


何故かというと今一番大切なのはストライクを入れること。


そういう意味では日々の14mキャッチボール、日々のシャドウピッチングでその軸は着々と身になっているのです。
キャッチャーを座らせて投げ込むという練習は現段階では意味をなさないというのも判断の一つです。
意味をなさないとはオーバーですが、ストライクを入れるための練習でストライクが入るのか、入らなかったらどうするのか、本人は自信を無くすだけ。
試合の緊張感はピッチャーとキャッチャーだけの投球練習からは得られないと考えています。
そもそも14mキャッチボールの中で、ストライクが入る選手に機会を与えているということもあり、投球練習をするくらいなら他の練習で伸びてもらおうと思っています。


それだったら楽しく行うピッチングキャッチボールで感を養い、日々繰り返すシャドウピッチングで体幹を鍛えるだけで充分なのです。


実践練習内容は後述しますがカウントは1-1から行っています。
対1年生の時は0-0からにしています、3回振ってほしいので。
よほどのことがない限り四球は四球で進めますし、三振でバッター交代です。


ボールが先行してしまう状況が出てきたら一つだけアドバイスをします。


それは(右打者の場合)、「キャッチャーの右ひざをめがけて投げろ」と言うことです。


キャッチャーにも外角に大きく四角を作って構えなさいと伝えます。
その四角を縦に軸と理解させ、最悪ボールになってもしょうがないよと言っています。


残念ながら我がチームのキャッチャーは体が大きい方ではないのでどっしり構えられない。ですが、ミットと右手で大きく大きく四角を作らせることによってそこを的にして投げさせるようにしています。


それで少しは修正できるようにはなっています。


また、実践の時はスコアを取って、ストライク、ファール、ボールをカウント、ストライク率も計上するようにしています。


現在の2番手3年生はストライク率7割、大したもんです。
4人の選手の合計でも6割くらいはいっていたと思います。

低学年ピッチャーにはフィジカルよりメンタル

そして、ピッチャーをやる選手には具体的なフィジカル練習と言うよりは、メンタルよりな指導と提言をしてあげるようにします。


3ボールになったらもう諦めて(四球OKの気持ちで)思い切り腕振ってごらんとか、ピッチャーが投げなかったら試合が始まらない、ある意味王様なんだ、自分の投げたいペースでやってごらん(間を取れと言ってもまだまだわからないので)とか、自身が感じるイメージの先にいつか自分で考えることができるような種まきをしてあげるイメージです。


そりゃストライクが百発百中入る練習方法があればぜひ採用したいところですが、現在では緊張するのは当たり前、目いっぱい投げてこいと送り出します。

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