vol.17 グローブや道具について
道具は頑張る選手を支えてくれる最大の武器
長男が野球を始めたのは小学校1年生秋。
強制的にやらせて嫌いになったら嫌なので、本人がやりたいと言い出すのを待つ毎日。
ですので持っていた道具も合皮のおもちゃグローブ、プラスチックバット、ゴムボールでした。
唯一夏の甲子園を見せていたくらいですが、同じクラスの親友からお手紙付きの体験会への参加のお知らせ。
そのちょっと前にサッカーの体験会にも行ったのですが、野球をしに行ってみたいと。
心の中では(ようやくか…と、)小躍りしながらも体験会へ参加。
人数は少ないながらも丁寧な指導もされていると思い、入部を決断。
最近では通えそうなチームの体験に何チームか行って選ぶということもあるようですね。
メイン小学校ではないものの、家から近く、親友も在籍しているので長男にとっても心強かったんでしょう。
先ずはグローブからかと言うことでスポーツ店へ。
自分の草野球用を買ったのが最後だったので10年以上は野球道具見ていなかったかもしれません。
女性の店員さんに丁寧に接客して戴き、少年用のグローブを物色。
MIZUNO、ZETT、SSK、asicsの中から圧倒的に惚れ込んだのがSSKのスーパーソフトシリーズでした。
惚れ込んだのは私ですが…。
革の仕様が柔らかく、すぐに使えるとのこと。
asicsも同じような感じでしたが、何といいますか革の肉厚さが絶妙で、油のりもよさそうだったので子供の手に入れてサイズ感を選択。
長男は月齢もあり、、圧倒的にちびだったので一番小さいサイズを選びました。
後に分かったことなのですが、一番小さいサイズは硬式のトレーニンググローブみたいな形状だったので、本当に小さいためネットを頼りにボールが捕れないので苦戦してましたが、今となってはそれも良かったかなと。
低学年の仲間は色々なメーカーのグローブを使っていますが、新しく買おうと悩んでいる保護者の方にはSSKスーパーソフトを回し者のようにお奨めしています。
なので我がチーム低学年の選手は殆どSSKです(笑)
個人的には小学生から中学生まではZETTが好きで、高校の時にMIZUNO PRO、草野球では久保田スラッガー、今はDESCENTEを使っています。
自らの野球人生にSSKはなかったのですが(失礼)今ではこの通り。
バットも私が大学の草野球の時くらいにビヨンドが出始めた記憶ですが、学童野球でも使用可と聞いて入団当初びっくりしたのを覚えています。
ビヨンドについては賛否両論あるようで、中学で硬式やると苦労するからやめておけとか。
私は今のところノビノビやってもらいたいので止めることはしていません。
振り切れない選手に短く持とうという以外はフルスイングしてこい!とだけ。
あと、グローブから指を出すとかもやりたい選手はやればいいかなと思ったり、バッティンググローブも100年(数年)早いとも言いません。
いずれ指出しますし、意外と指出す出さないで捕り方変わっちゃうので、今から出しておけばと思うくらい。
バッティンググローブも私は初めてつけたのも高校の時、しかも黒か白(公式戦で使用)だったし、今は選手がお誕生日に買ってもらったりサンタさんにプレゼントでもらったりしているのを付けたい気持ちを反故にしたくないので、「監督!バッテつけてもいいですか?」と入りたての1年生にも言われますが、「おーつけろつけろ!フルスイングしてこい!」と伝えています。
それだけ野球に興味を持ってもらえる方が嬉しいです。
道具は大切に
好きな道具を使ってもらうのは構いませんが、当たり前の話ですが、道具を大切にすることは口酸っぱく伝えています。
自分で磨けなければお父さん・お母さんに手伝ってもらいなさい、無理だったら監督が手伝うよと。
道具を大切にしていれば、いつかそれが皆のプレーを助けてくれる。
・捕れないと思ったボールが捕れるかもしれない
・ここぞというときに内野の間を抜ける打球が打てるかもしれない
・一生懸命走ってセーフになれるかもしれない。
そんな一瞬のために日頃の道具のケアについても話すようにしています。
ケア用品も今はたくさん出てますしね。
スポーツショップに行くと一番時間をかけて見るのがケア用品コーナーだったりします。